カテゴリ:建築・都市( 70 )
2006年 03月 11日
東京都現代美術館/転換期の作法
東京都現代美術館で「転換期の作法~ポーランド、チェコ、スロヴァキア、ハンガリーの現代美術」を観てきた。

この展覧会では、中東欧地域(ポーランド、チェコ、スロヴァキア、ハンガリー)の現代美術を紹介している。
この4カ国は、1989年に社会主義体制が崩壊、2004年にはEUへの加盟を果たしたが、古い価値体系が覆された後にやってきたのは、必ずしもユートピアという訳ではない。弱者救済の措置が十分に執られることもないまま、貧富の差は開く一方。
そんな「資本主義的ジャングル」の渦中にいる作家たちによる作品が並ぶ展覧会。
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気になったのは、4人グループの「AZORRO(アゾロ)」。
映像を主とした作品で、4人がただ、だらだらと話したり、ちょっと街でいたずらをしてみたり、とゆる~い空気感を放っている。
『「Everything has been done 1 2.(全てやられてしまったⅠⅡ)』は、「まだ誰もやっていないことをやろう」と、4人でアイディアを出し合うが、「それはもう○○がやってる」とか言って、結局議論は全く先に進まない。
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なんだか、誰しも一度はした事のありそうな会話が淡々と流れている映像が、妙に可笑しくもあり、ちょっと美しくもあった。
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by ryoexit | 2006-03-11 15:33 | 建築・都市
2006年 03月 09日
ジブリ美術館
初めて行って来ました!
いやね、ジブリの映画が好き人なら行って損はないと思った。

特に感動したのは2つ。

1つは、アニメを作っている人たちの職人魂。
「映画が出来るまで」みたいな常設の展示があって、そこに作られていくプロセスがしっかり展示されていて、原画とか色々あるわけですよ。
んで今までジブリの映画を普通に観てたけど、
「これって全部、人が手で描いてるんだ!!」
っていう、当たり前の事に気が付いたわけで。
今度ジブリ映画(っていうかアニメ)を観るときには、職人さんたちが如何に苦労してつくり出した物なのかを噛み締めて観てしまいそうです。
けど、それってきっと彼らは望んでないことで、結局は今までどおりそこにある作品だけに集中して観たいな。

2つめは、立体アニメ。
これって文章だとうまく伝えられないけど、もうとにかく「うわっ、スゲっ!!」ってなります。
多分これは、百聞は一見にしかず、ですね。
なんか子どもがその展示の前でじーっと惚けるように見ていたのが印象的でした。

ちなみにここにはラピュタの彼がいました↓。
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by ryoexit | 2006-03-09 15:34 | 建築・都市
2006年 03月 08日
遂に作品が入りました
阿部仁史+阿部仁史アトリエ設計のSSM 菅野美術館を観てきました。
ここはこれまでに2回観ていて今回で3回目。

一回目はまだパネルがプラモデルみたいに積み上がっていっている途中の段階。
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このときは、空間として出来上がる前の素材がそのまま迫ってくる様な、ある種荒々しい場になっていて、かっこよかった。
このときからどう完成するかわくわくしてた。

次に観たのが、全体が組みあがって、内部の塗装とか設備の収まりとかがまだ終わっていない状態のとき。
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このときは、内部の床の塗装なんかはまだ終わってなかったけど、空間の素の状態をまざまざとみせられた。
なんかこのときにふと思ったことは、「日本っぽくない空間だな」って事。
あまりに感覚的な感想だけど、きっとどこか言い得ているんじゃないかと思う。

で、今回は展示する美術作品が入って撮影する、ってときに行きました。
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傾斜地となっている住宅地の中にヴォリュームが見えてくる。
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内部に展示物が入る。
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結構いろんな建築雑誌で取り上げられていたけど、やっぱり写真じゃこの空間は伝わらない。
是非観に行ってみたほうがいいと思った。
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by ryoexit | 2006-03-08 14:54 | 建築・都市
2006年 02月 21日
修士設計・最優秀賞をいただきました!
昨日の修士設計外部講評会でプレゼンした結果、
東北大学大学院・修士設計・最優秀賞を頂きました。
本当に嬉しいです。
今まで本当に色んな人にお世話になりました。
本当にありがとうございました!!
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by ryoexit | 2006-02-21 14:51 | 建築・都市
2006年 02月 15日
修士設計・感謝!
修士設計のプレゼン、無事に終わりました。
手伝ってくれた皆さん、本当にありがとうございました!!!

東北大学大学院都市デザイン学分野
 周平:梗概前の活躍、ほんとにありがとう!1/100模型は周平がいなきゃうまくできなかったよ。すげぇ頼りになった。ありがとう!
 戸田さん:こった自転車模型、そして切り張り、ありがとうございました!
 もてっつぁん:1/800模型、仕上げてくれてありがとう!
東北大学大学院M1
 工藤くん:自転車、無印ベッド、植栽などなど、丁寧な家具を作ってくれてありがとう!
 永井:1/20模型の人の切り出し、とパネルの切り張り、最後のギリギリの時に助けてくれて、ありがとう!
東北大学4年
 丹司くん:難しい1/20の「がらんどう/縁側」の外壁とか、螺旋階段とかきれいに作ってくれてありがとう!
 とっちー:本棚の本には助けられました。まさかアップライトピアノを頼んで、グランドピアノを作ってくれるとは思わなかったよ~。ありがとう!
 野中くん:セブンチェアきれいにつくってくれてありがとう!
 本間くん:セブンチェアの型の写真、撮ってくれてありがとう!
東北大学3年
 遠藤くん:1/100模型の倉庫フレームなどなど、遠いところから来てくれてほんとにありがとう!
 小池くん:最終日に来てくれてありがとう!当日のパネル張りも助かりました。
 テッペイくん:1/800の土台の頃から、1/20の「拠(よりどころ)」のヴォリューム立ち上げまで、ほんとにいい仕事をしてくれました!頼りになったよ。ほんとにありがとう!
 中井川くん:陰で本当に色々といい仕事をしてくれていたのを実は知っています。1/20の倉庫の立ち上げのときとかの最後の仕上げのときなんか特に。本当にありがとう!
 花村くん:君には本当に助けられました。ほとんど3年生の知り合いがいない中、みんなと繋いでくれた事、本当に感謝です。1/800模型から1/20模型までずっと一緒にやってくれました。体力と気力、両方をもってることはデザイン系でやっていくときの必要な条件だと思うよ。4年になってもがんばろう!ほんとにありがとう!
 山本さん:1/100模型の梁をつけたり、1/20模型のハンガーとか服とか、スプレーで色塗ったり。丁寧な作業でしたね。どうもありがとう!
 ヤンくん:模型をつくるときの理解が早くて、僕が作り方を逆に教えてもらったりすることもあったね。1/100模型、1/20模型と大活躍でした。どうもありがとう!
 ローマくん:1/20模型のオタクなガラス部分。君じゃなきゃできなったよ、あれは。丁寧に作ってくれたよね。どうもありがとう!
多摩美術大学3年
 緒方くん:まさか東北大に来て、こんな過酷な状況になるとは思わなかったよね、きっと。。ホストとしてちゃんと対応できなくて、ほんと申し訳なかったです。緒方くんが模型の作り方一緒になって考えてくれたの、ほんとに助かりました。転んで頭打った時は結構あせったよ。なんともなくてよかった。院試がんばってね!ほんとにどうもありがとう!

ほんとうに多くの人に助けてもらって、なんとか終わらせることができました。
多謝!!!!
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最終日、1/20模型を仕上げたみんな!マジで感動しました!実は泣きそうでした。
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1/800まちの全体模型。
まちの倉庫に人が住むためのヴォリュームが張り付いていく。
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1/100模型。
「1.がらんどう/倉庫」=黒フレーム
「2.拠(よりどころ)」=白ヴォリューム
「3.がらんどう/縁側」=木のヴォリューム
の3つのレイヤとそれを貫く「串」で構成されたハウジングの全体像。
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1/20模型。「がらんどう/縁側」の様子。
ライブラリーがあったり、のんびり床で寝転んだり、SOHO的に使ったり。
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1/20模型。「拠(よりどころ)」の様子。
生活インフラが最低限そろったヴォリューム。ここから溢れた活動が両サイドのがらんどうに滲み出していく。
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1/20模型。「がらんどう/倉庫」の様子。
植物を育てたり、ちょっとパーティとかしてみたりと、リビングのような庭のような不思議な場所だったり、まちに対して開いたカフェとして運営したり、その広さを生活の延長としてうまく活かせる場となる。
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by ryoexit | 2006-02-15 18:02 | 建築・都市
2006年 01月 24日
気になる映画 マイ・アーキテクト
豪華キャスト。
だいぶ前に石井さんがブログで紹介してたのだけど、今更ながら気になってきた映画がある。

My Architect
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僕の愛する建築家ルイス・カーンの息子がほとんど記憶にない父親を探して、彼の設計した建築や彼を取り巻く人たちにインタビューをしにいくという映画である。
どうやら、そろそろ公開されるようなのだけど、
現在公開が予定されている映画館が今度オープンする渋谷Q-AXのみらしい。
果たして仙台にいて観れるのだろうか?
どうせなら映画館で観たいんだけど、そんなにロングランしそうにもないし。
うーむ、どうしたものか。
今後、観る予定あるいは観た人いたら一報下さい。

あ、折角なので僕が見てきた「ソーク生物学研究所」の写真載せときます。
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RCの肌理の感じと、木の色合いと、トラバーチンの3つの要素によってつくられる雰囲気が美しかった。建築を構成させる論理が非常に強固で、配置から素材に至るまで徹底している。
とにかく美しい。
ここで学んでいる人たちが羨ましくなった。
この日は曇っていて残念だったけど、なんか海のほうではパラグライダーやってる人とかいたりして気持ちよさそうだったな。
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by ryoexit | 2006-01-24 02:20 | 建築・都市
2006年 01月 19日
MVRDV KM3
気になる本が出る。
MVRDV  KM3
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現在および未来の居住密度をテーマに、前作品集「FARMAX」以降の全てのプロジェクトを収録し、MVRDVの三次元=KM3構想を詰め込んだコンセプトブック。1408ページのボリューム、DVD付き。

だそうだ。
1408ページというボリュームとか、
㎥からk㎥へっていうタイトルとか、
相変わらず、彼ららしい感じ。
従来のスケール感を逸脱させたいのかな。
「FARMAX」が約750ページで厚さが5.5cmくらいだったから、その倍!
厚さ11cm?!
重そう。
今回はどんな新しい手法で建築・都市に挑んでるんだろう。楽しみである。

amazonで検索してみたら、3月以降に手に入るらしい。
気になる。が、でかいし、ちょっと高いし。迷うところだ。

そういや、知らなかったけど、2007年に彼ら表参道デビューするみたいだね。
omotesando
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by ryoexit | 2006-01-19 22:35 | 建築・都市
2005年 12月 30日
INAX Renovation Forumで原稿を書きました
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INAX Renovation Forum というサイトで原稿を書きました。
以前ここで紹介した「山形/蔵」で取材してきたものをまとめたものです。
「リノベーション・アーカイブス」といって、リノベーション事例を事典的に紹介している1つとして取り上げられています。
Renovation Archives [065]《蔵・オビハチ》
というところです。是非見てみてください。

しかし、なんか不思議な感じだな。
このサイトは卒業設計とか論文の時に結構活用してて、今度は自分がそこに関わることになるなんて、うれしい限り。
今後も関わって行きたいな。
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by ryoexit | 2005-12-30 18:20 | 建築・都市
2005年 12月 13日
日本の資源
今ベトナムにいるPOPOさんのブログで知ったのだけれど、
とても驚いたので載せます。

日本って、物理的な資源が無いとか、
だから人が持つ知的な資源で頑張っていかないと世界と渡り歩けない、とか言うよね。
でもそうでもないらしいのです。

詳しくはこちら【中国】日中境界海域で資源採掘施設

このサイトによると、
日本の領土内である尖閣諸島周辺を含む東シナ海一帯に、
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原油1000億バレル以上($39.40/バレル)
天然ガス2000億m3($6.68/mmBTU-100万英熱量単位)
という量の資源が埋蔵しているらしい。

が、それを中国が
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こんな感じで独占しようとしているらしい。
横取りじゃん。
こんなことが起こっているのに、日本はまともに対応してないんじゃないかな?
メディアとかであんまり聞かないしさ。

小泉さん頼みますよ、ホント。
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by ryoexit | 2005-12-13 19:03 | 建築・都市
2005年 12月 02日
山形/蔵
金曜のことになるけど、山形に行ってきた。

山形市に2時くらいに着く。
寒い。そりゃ行きの高速で雪、降るわ。
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到着した場所:山形芸術工科大学には多分4度目。
今まで何度かレクチャーで来たことがある。
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そこから山形の市街地を望む。
まちと大学との距離は、仙台-東北大工学部に近いものがある。

その後、ヤマガタ蔵プロジェクトへの取材をする。

彼らは、山形に多くある蔵が無くなったり空いたりしている状況を見て、それらを市民・学生が集える場として再生することから地域活性化、まちづくりを志す学生主体の団体です。彼らの活動を見て、まちづくりでは建物を扱うだけではなくて、フリーペーパー発行、イベント開催などいろんな働きかけを定期的・持続的に行うことこそ大切だ、ということを改めて実感しました。しかもそれを行っているのは学生が主体。パワー感じます。自分の研究室はどれだけ学生主体でモノを動かせているかな?と考えてしまう(まぁ、この場合比較できないかもしれないけど。有志団体と大学の研究室。)とちょっとつらい。

それが終わって街へ!
って時にはもう夕暮れ。しかも雨(みたいな雪みたいな)。
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それでも、蔵プロの方々がとても親切にまちに点在している蔵を案内してくれました(寒い中ほんとにありがとうございました!)。
まちは、戦後以降につくられたであろう建物が多くを占めていたけど、その中でポツンポツンと周囲の建物と明らかに風格が違う蔵が現われる。
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これは漬物屋さん(とてもおいしく試食させていただきました)と、料亭が一体となっていたところにあった蔵。多分、この蔵は客室として使われていたはず。

ちなみに蔵は大きく3つ(正しいかはわかりません。あしからず。。)に分けられるそうです。
1.荷蔵。
その名の通り、倉庫のようにモノを貯めておく蔵。
2.座敷蔵。
畳が敷いてある蔵。普通に住む場合も多く、茶室のようになっているものもあるらしい。
3.店蔵。
店舗として利用される蔵。その役割から路面に面していることがほとんど。

で、山形に多いのは、1.荷蔵と2.座敷蔵だそうで、
そうなると蔵が街並みに出ているものは少ないわけです。
敷地の奥の方にあったり、住宅地の中だったり。
しかも最近、道路拡張整備をしていて、道路を拡げたり、伸ばしたりする中で蔵が消失しているそうです。

そんな中、道路が敷地を裂くようにして通ることで、家の裏側にあった空き蔵が露わになってしまう!という家主さんが2003年に蔵プロと共同でその蔵の再生を行って、カフェ・ギャラリーにした、蔵・オビハチさんにお邪魔しました。
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オーナーである小嶋さんと蔵プロの方々とおいしい夕食を戴きながら、興味深いお話をたくさん伺いました。
詳しくはいつかどこか(なんか曖昧ですいません)で紹介するとして、ここではとても驚いたことを1つ。

曳舞(or 引舞=ヒキマイ)って知ってますか?
建築物を解体せずにそのまま水平移動させて、他の場所に移すこと。
だそうで、僕は全く知りませんでした(大学院生として情けない)。
この蔵は2度の曳舞の結果、現在のところに至ったそうです。
建築が動くって!しかも普通に動かすように作られたわけでもないものが!
って結構驚いてしまいました。
昔は結構普通に行われていたようで、1日で1,2メートル動くらしいです。
まぁ、要はピラミッドの石を動かすのに近いそうな。
とにかく気になります。テレビのドキュメンタリーとかでないかな?

とちょっと話は飛びましたが、
帰りの高速ではもうこんな状態で、
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安全運転で仙台に無事帰ってきました。


この日から仙台でも雪だよね。
これからどうなってしまうのだ?!まだ12月上旬なのに。
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by ryoexit | 2005-12-02 23:00 | 建築・都市



新宿勤務,建築社会人の日々。建築/都市/映画/小説/漫画/音楽/日常について思ったことを。
by ryoexit
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