2006年 07月 29日
十二人の怒れる男
十二人の怒れる男
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1957年に製作されたモノクロ映画。
陪審員制度をテーマにした「人が人を裁くこと」の難しさを、12人の陪審員による討論を軸に描いたもの。

観た感想としては、正に映画、って感じだった。
はっきりとしたテーマに沿った、熟考されたストーリー。
全く無駄が無い。
本当に名作だと思う。

主演のヘンリー・フォンダが演じるデイビスが、個人的な感情とは別に客観的に物事・状況を捉え、非常に建設的にそれらを考察し、それを残り11人にプレゼンテーションしていくことで、彼らの個人的な感情や事情によってねじまげられた認識を、1つずつ修正していく様は痛快。
そして、それ以上に個人的に印象的だったのは、その役割を建築家という職業の人間が遂行するという設定。
やはり建築家というものは、客観的に物事を捉え、それらを論として建設的に構築していく職能だと認識されているのだと思った。

果たして約50年経った現在も、そのような職能をもつものとして認識されているかは分からないが。

ちなみに「12人の優しい日本人」は、この映画を基に、三谷幸喜氏がつくったもの。
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by ryoexit | 2006-07-29 00:32 | 映画
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新宿勤務,建築社会人の日々。建築/都市/映画/小説/漫画/音楽/日常について思ったことを。
by ryoexit
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